発表会が近づいてまいりました。今年も格調高い安土文芸セミナリヨでの開催です。この日
1日は朝から演奏終了まで、ギターのことだけを考えて過ごしていただきたいですね。ギター
の練習は毎日同じことを繰り返すのでなく、発表会が近づいたら普段と違った練習をすること
で、年間の大きなサイクルが出来て、マンネリになることを防げますし、発表会の準備をしっ
かりすることで、よりギター(音楽)を深く楽しめるようになります。又、実力も大きくステップアッ
プ出来ます。
今回も大きな進歩につながる準備の仕方を紹介しましょう。
1.弦を張り替えるだけで音はよくなります。
錆びて真っ黒になった弦を張っている方はいないと思いますが、それに近い方はよくお見
かけします。クラシックギターの弦は通常3～4週間に1回の割合で換えるのがベストで
す。ただ、高音弦(①②③)は比較的長持ちしますので、低音弦２回に対して高音弦は１回
の割合でも結構です。又、換える時期は発表会の10日前くらいが良いでしょう。張り替え
たばかりは音が安定しませんのでこまめに調弦してください。アコースティックギター(アコ
ギ)もやはり1ヶ月に1回は換えるのがベスト。アコギの場合は発表会の1週間前で良いと
思います。
2.基礎練習はしない
発表会前は演奏する曲に絞って練習しましょう。
基礎練習は大切ですが、この時期は基礎習の時間があったら1回でも多く、
丁寧に曲を練習してください。
3.練習ごとに本番練習を行う。
練習の最初もしくは最後に、自分で「本番です」と声をかけ、ステージに上がったつもりで一
曲通しましょう。このときミスしても忘れても弾き直しをせず、
とにかく最後まで止まらずにけることが大切です。出来れば、
家族や友人を前に、お辞儀をしてから演奏すると更に効果的です。
また、1回1回録音して見るのも良いでしょう。
4.歩き方、お辞儀の練習もたいせつです。
ステージでの歩き方は下を向かず、胸を張ってやや客席を見ながら堂々と歩きましょう。
ギターは右手で小指が12フレットの位置にくるあたりを持ちます。 お辞儀の仕方は、椅子の
横に立ち、一端客席をしかり見てから腰からさっと上体を倒し、約2秒静止してからゆっくり
と戻します。このとき笑顔を忘れないように。
5.曲に合わせたステージ衣装を考えましょう。
演奏は音だけを楽しむものではありません。その人の表情や身振り手振り全てを通して感
じるものです。当然服装も重要な要素です。どんなにエレガントな演奏でも、その人が穴の
あいたジーパンをはいていたらがっかりですね。ハワイの音楽ならアロハやムームーがよ
り音楽をひきたてます。
滋賀新堀ギター音楽院 第６回発表会
6月26日(日) 12：30開演予定
会場 安土町文芸セミナリヨ
音はすぐに消えてしまうもの。そう思っていたのですが、ある時からおとぎ話のような情景が頭の
中に浮かぶようになりました。それはこんなふうです。
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人の心を揺り動かしていつまでも記憶に残るような美しい音は、キラキラと輝き
ながら天に昇っていく んです。そして、天国の花壇の花になるのです。色とりどり
の美しい花に囲まれて、野上先生がたばこを吸いながら、(ほんとうはたばこはも
うやめてほしいけど)にこにこして音が光の花になるのを見守っています。
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だらか、みんなで美しい音を届けましょう。
この世の人々にも
あの世の人々にも、希望の光となるように。
ひとつでも多くの花を咲かせましょう。
大河原商業高等学校ギター部よりお礼の手紙が届きました。
滋賀新堀ギター音楽院小山 清様
初めてお便りいたします。この度の地震に際して、募金の呼びかけをしていただき、たくさんの募
金をいただきました事、心からお礼申し上げます。支えて下さる方々がたくさんいることを改めて
実感し、本当に幸せだと感じました。本当にありがとうございました。
3月11日、私達は部活動をしておりました。突然の強い地震に襲われ、ロッカーが倒れ、物が落
ち、ガラスが割れ、立つ事もできないぐらいの揺れでとても恐ろしかったです。3月12日から休校と
なり、部活動も停止となりました。先月、4月15日から数時間の活動を再開しましたが、1が月のブ
ランクはとても大きく感じます。 どこまで戻せるかわかりませんが、東日本で被災された方々に勇
気と希望を、私達を支えてくださる多くの方々への感謝の気持ちを伝える為にも良い演奏をし続け
て行きたいと考えております。
最後になりましたが皆様のご健康と、益々のご活躍をお祈りいたします。
平成23年5月6日
宮城県大河原商業高等学校
ギター部 部長 谷津朱音
顧問 鈴木 豊
加させていただいています。 私がギターに出会ったのは。30年以上前の高校生の時です。当時
通い始めたばかりの新堀ギター灘波センターの先生に勧められ、武道館で行われた新堀ギター
20周年記念コンサートの見学ツアーに参加しました。その時、初めて見て、聴いたギターオーケス
トラが、300人という大編成で、その迫力と美しい音色に感動した私は、すぐ大阪本院合奏団に入
団することに決めました。(その頃ご指導いただいたのは、現在奈良に居られる坂本巧先生です。)
以来、現在までに10団体以上の合奏団に参加させていただき、
小山先生には、東京、新潟、滋賀と、ずいぶん永い間お世話になっています。
（小山先生は、私の行く所行く所に、なぜか追いかけて来るのです。)(笑）
滋賀市民ギターオーケストラは、今まで経験した合奏団の中でも、特に
個性的で楽しい合奏団です。メンバーの皆さんが個性的で、楽器の種類も様々なのに加えて、ひ
とりひとりの個性を生かす編曲とご指導のおかげだと思います。 新メンバーが増えるたびに、今
度はどんな響きになるのか楽しみです。（岸上 淳）
アンサンブル＆市民ギターオーケストラの予定
滋賀市民ギターオーケストラ 6/11 、25 アクティー近江八幡
練習曲目 ……宇宙戦艦ヤマト 平和に生きる権利 日本の旅情
ギターアンサンブル湖風 6/ 4、18 教室
練習曲目 ……シェリーにくちづけ バロック風“春が来た ガボット他
・授業料の納入は口座振替でお願いいたします。
・レッスンは月3回までです。回数制ではありませんので、
生徒さんの都合で2回になっても1ヶ月分です。
（可能な限り振替レッスンも行います）