今年のこれからの主な行事予定

10/22(日) 藤本律男さんコンサート
      14:00 開演 於:滋賀新堀ギター音楽院
   バロックからバッハ、タルレガの作品集。南米、スペインの音楽まで揃えた
本格的なプロです。ギターの魅力いっぱいです。(限定12名、整理券配布中)   

12/3日(日) 新堀ギタークリスマスコンサート
14:00 開演 文芸セミナリヨ
     例年より少し早めの開催です。
コロナ禍で実施されていた県の助成金がなくなるため、
入場料を1,000円に戻します。収益金は全額寄付いたします。


中部 関西ギターフェスティバル

 実に、4年ぶりの開催でした。久しぶりに先生方の顔を見、他の教室の生徒さんの演奏を
聴くことができ、大変勉強になりました。しかし、奈良と京都からの合奏団参加がなく、
参加された合奏団も人数が減っていて少し寂しい感じでもありました。審査委員長を長年
続けてくださった中村先生も今回から審査を降りられ、フェスでお会いできなくなったのは
残念です。一方、ジュニア部門は松阪の子供たちがたくさん参加し、それぞれ大人に
ひけを取らない演奏で大いに会場が盛り上がりました。この子供たちの年齢を考えると
今後が素晴らしく楽しみです。

 さて、今年の一番は独奏部門で見事金賞に輝いた佐野さんでしょう。私はテクニックの
安定感、も表現も群を抜いていたと思います。選曲もピッタリでした。努力賞の鳥居さんは
初出場ながら、たっぷりとした音量で“歌心”のある演奏、同じく受賞の藤本さんも太く
つやのある音でダイナミックに弾き、審査表に「もっと聴きたかった」と書いてありました。
 重奏ではスピカが“銅”。ソプラノギターのトリオは恐らく日本でもこのグループだけでは
ないでしょうか。貴重です。

 注目の合奏は8団体でした。稲垣先生(名古屋)の指揮が柔らかく表現力が増し、小林先生
(名古屋)のバスギターが聞けたのが良かった。安濃津の実力がだんだん上がってきて、今後
楽しみです。岐阜のアンサンブルはとても知的な演奏をしておりましたし、岐阜ギター合奏団は
お箏3面を加えて迫力あるドラマをつくっていました。
我がアンサンブル湖風の“きらきら星変奏曲”は会場の反応が良かったと思います。
そして、市民オケ。“島唄”はホールの良さもあり、とても良く表現出来たのではないでしょうか。
終わったとき会場が静まり、ピンと張りつめたような空気を感じました。
一転して“オブラディオブラダ”は、終わるや否やの素早い拍手。この違いこそライブの
醍醐味であり、良い演奏の証でもあります。金賞こそ逃しましたが、とても感動的なステージ
だったと思います。クリスマスコンサートとは、また違った反応を楽しめました。
やはり、年に一回はフェスティバル参加が必要ですね。 
でも、独奏や重奏をあの広いホールで音響なしで聴くのは少々つらい。
と、思うのは私だけでしょうか。

 最後に。緻密な運営でフェスをやり切った開催地の岐阜の皆さんと川瀬先生に
心から感謝申し上げます。

ギターを生涯楽しむために

 ギターは指で直接絃に触れて音を出します。そこにこの楽器の面白さと難しさがあります。
1人1人手の大きさ、指の長さ、太さ、形が違います。しかも、右手の爪が大きく影響
してきますが、この爪も人それぞれです。はっきり言って誰にも通用するタッチの角度や
爪の形はないのです。大きな奏法の枠の中で、自分の手に合ったタッチと爪の形状を探さ
なければいけません。いつも自分の音を聞き、これが自分の理想とする音なのか問い続け
ていければ、どんどん音は磨かれて行きます。逆に、出した音の質は気にせず、ただ弾く
ことばかりに気がいく人は、いつまでもギターの本当の良さ、楽しさを味わうことなく、
そのうちギターから離れてゆくかもしれません。皆さんの中には「もう長く弾いてきたから
タッチはかえられない。」と思っている方もおられますが、私は毎日新しいタッチを
もとめて弾いています。鍵はタッチです。



   
 
   4年ぶりに開催されたギターフェスティバル。みなさんお疲れさまでした。
金賞を受賞された佐野さんや、他の賞を受賞された方々、本当におめでとうございます。
オーケストラも、とても楽しく演奏できて、銀賞をいただいた事、本当にうれしく思います。
 高校時代に吹奏楽を経験し、色んな音色の中に溶け込んで演奏できる楽しさを知り、
この歳になってみなさんの音色の中に溶け込ませてもらっている。とても幸せなことだと
思います。出演された方々の演奏も聞くことが出来、こんなにきれいな音が出るのかとか、
こんな弾き方が出来るのか、とか衝撃的な一日でもありました。
 次はクリスマスコンサート、がんばって練習していきたいと思います。            


                              

(アルト2 井上富枝)    

   市民ギターオーケストラ団員大募集中
 私小山清の教室は、個人レッスンと合奏の練習で音楽の楽しみを味わえるようになっています。
従って、個人レッスンだけの人は半分しか味わっていないということになります。
もったいないですね。自分の周りに音が広がり音楽の大海原に漕ぎだしたような充実感が
あじわえます。「楽器初心者から参加できるオケ」がコンセプトです。教室の募集チラシを
ご覧ください。今年は分り易い曲を練習しています。先ずは見学においでください。
   
   
【 アンサンブル&市民ギターオーケストラの予定 】

 ◆滋賀市民ギターオーケストラ 練習日
   10/14、28 … アクティ近江八幡 オブラディオブラダ、島唄、線路は続くよどこまでも

 ◆ギターアンサンブル湖風
   10/ 7、21 … 教室 キラキラ星、アンドアイラブハー

 ◆ふなっこ合奏団 (ギター)
   10/ 9、23 … 14:00〜15:00 教室


 ◆あゆっこ合奏団 (ウクレレ)
  10/ 9、23 … 15:30〜16:30 教室


 ♪教室からの重要なお知らせ♪


教室は私一人で行っています。できるだけ円滑にレッスンができるよう下記の点にご理解とご協力
をお願いいたします。

・授業料は口座振替にてお願いいたします。
・1月、5月、8月以外の月は第5週目の通常レッスンはありません。予約は4週目まででお願い
 いたします。

◆予約&欠席について
 ・予約は直接教室で行うか、電話にてお願いいたします。メールでも受け付けますが、
  確認する時間により、遅くなることがあります。
 ・レッスン当日のキャンセルは原則として振替を行いません。ましてドタキャンは×です。
 ・予約確認のための電話は出来るだけ午前9時〜10時、午後1時〜2時の間にお願いします。

◆感染症に関するお願い
 ・風邪やインフルエンザ等感染症の場合は、初期症状でもレッスンはご遠慮ください。
 私も同様の場合レッスンを休ませていただきます。尚、私の都合で休んだ場合は必ず振替を行います。

・レッスン前にチューニングしておいてください。出来ればレッスン10分前に来て練習室で準備を
済ませレッスンの能率を上げましょう。






滋賀新堀ギター音楽院 小山清のギター教室